Alejandro Manzoni

Alejandro Manzoni「Solo Piano」(2009年)
アルバムタイトルはこの上なくストレートに「ソロピアノ」。一曲目から抜群の演奏技術に支えられた軽快なナンバーに圧倒されるはず。マンソーニはアルゼンチンのジャス・シーンで高い評価を受けているとのこと。1963年Buenos Aires州ペルガミーノ地区生まれ。14曲中、8曲がマンソーニ作、まんべんなく散らばっています[1,3,4,6,8,11,12,14]。[1]5月の花、[2]悲しい男のチャカレーラ、のフォルクローレの躍動感溢れる圧倒的な演奏に飲み込まれてしまいます。直後の[3]飛んでいるかのように、では一変して繊細なタッチで切々とした歌心を聞かせてくれます。[7]繊細な歌、感情の高ぶりに流されずに抑制がきいた叙情的な曲に心が揺れます。続いて[8]テラスにて、カンドンベ的なリズミカルでドラマティックな構成に先ほど抑制された感情が発散されます。[9]はるか彼方、私の大好きなギタリスト/作曲家の一人、ロベルト・カールボの耽美的な美しい作品です。[10]悪魔の存在、怖そうなタイトルですね。そぞろそぞろとした雰囲気で始まり、途中、まるで運命に抗い藻掻くかのような劇的な演奏です。[11]我々の夢、嵐が過ぎて立ち上がる…左手の印象的な動きが静かなエネルギーを感じさせてくれます。[12]今からもっと、ジャズ的な要素を存分に入れて絶妙の力強いタッチで新たな局面へ向かう力強い決意を感じます。[13]あなたのサンバ、Aguirreもグルーポのアルバム「Crema」でも取り上げている(この演奏も素晴らしいです!)フォルクローレの名曲を切々と歌い上げています。そしてラストの[14]ブルース・パンパ、そうか、これなのか!膝を打ちたくなる名演奏です。[1][2][4]アグアフェルデス・ポルテーニャスのマランボ、[6]妖精のショリーニョ、でも垣間見れる、クラシックとジャズとフォルクローレの絶妙な融合、アルバムのラストに見事に結実!

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